転倒予防・対策– category –
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転倒を防ぐために今できる7つのこと|環境・体づくり・習慣を見直そう
はじめに|転倒予防は「ひとつの工夫」だけでは足りない これまでの記事では、✅ 家の中の危険に気づくこと✅ 筋力・姿勢・足裏の感覚を整えること✅ 習慣や気持ちの面も含めて整えていくことの大切さをお伝えしてきました。 今回はその総まとめとして、転... -
姿勢の崩れが転倒につながる?|室内でできる体幹トレーニングと姿勢改善の工夫
はじめに|姿勢が崩れていくと、転びやすくなる? 「最近、背中が丸くなってきた気がする」「歩くときに視線が下がって足元が見にくい」そんな変化を感じていませんか? 病院で働いていたころ、私はたくさんの高齢者が姿勢の崩れによってふらつきや転倒を... -
60代から始めておきたい|転倒予防のカギは“足の筋力とバランス感覚”
はじめに|60代から始めておきたい“転ばない体づくり” 年齢を重ねると、だんだんと身体のバランスや筋力に不安を感じる場面が増えてきます。実際、高齢者の10人に1人が、1年のうちに転倒を経験しているとも言われています(厚生労働省:令和4年国民生活基... -
わずかな段差でつまずかないために|敷居・マット・床・コード類に注意すべき理由と工夫
はじめに|「ほんの数センチ」で転ぶことがあります 「マットの端に引っかかって転びそうになった」「部屋の切り替えでちょっとした段差がある」「こたつのコードに足を取られて転びそうになった」 こうした“ほんの小さな段差や引っかかり”が、高齢者にと... -
滑りやすい場所での転倒を防ぐには?|浴室・トイレ・脱衣所での安全対策と工夫
はじめに|「滑ってヒヤッとしたこと」ありませんか? 「お風呂場で足を取られた」「トイレから立ち上がったときによろけた」 そんな“ヒヤッとした体験”はありませんか?高齢になると、こうした何気ない動作の中に思わぬ転倒リスクが潜んでいます。 特に、... -
玄関での転倒を防ぐには?|置き型手すり・踏み台・靴の工夫で安心できる環境づくり
はじめに|玄関は「転倒リスクの交差点」 高齢者にとって玄関は、✅ 段差がある✅ 片足立ちになる✅ しゃがむ・ねじる動作があるという“バランスを崩しやすい動作”が重なる場所です。 私は病院やリハビリの現場で、「玄関で転んでしまった」という方を数多... -
転倒が高齢者の生活に与える影響とは?|活動低下・自信喪失・体力低下の悪循環に注意
はじめに|転倒は「その場限り」ではありません 私は病院でリハビリに関わる中で、「転んだことがきっかけで生活が大きく変わった」方を何人も見てきました。骨折や打撲などのケガだけでなく、その後の“活動の低下”や“気持ちの変化”が生活全体に影響を及ぼ... -
認知機能の低下が転倒につながるのはなぜ?|注意力・判断力の変化とチェックポイント
はじめに|「足腰は元気なのに転んでしまう」理由 体力もある、よく歩いている…なのに転倒してしまう。そんなときに見逃されがちなのが「認知機能の変化」です。 私は病院勤務時代に、“判断が遅れた” “気づけなかった” ことが原因で転んだ方を何人も見てき... -
わずかな段差につまずくのはなぜ?|敷居・マット・部屋の境目を見直すチェックポイント
はじめに|「そんな段差で?」という場所が意外と危険 「敷居をまたごうとしたらつまずいた」「カーペットの端が浮いていて足が引っかかった」 転倒は、**ほんの数センチの“わずかな段差”**でも簡単に起きてしまいます。特に高齢になると、体の動きや感覚... -
滑りやすい床での転倒を防ぐには?|高齢者に多い浴室・廊下・トイレでの対策とは
はじめに|滑って転ぶのは“ちょっとした油断”から 「お風呂上がりに足を滑らせた」「靴下でフローリングを歩いて転んだ」そんな経験はありませんか? 高齢になると、ちょっとした水気や床の素材の違いでも、転倒につながることがあります。 今回は、滑りや...