はじめに|玄関までのゆるい坂道、実はけっこう危ない
家の前のアプローチがゆるやかな傾斜になっていると、一見安全そうに見えても、
雨の日や筋力が弱ってきた高齢者にとっては「足が滑りそう」「踏ん張れない」などのリスクがあります。
今回は、傾斜のある通路を安心して歩くための3つの対策を紹介します。
「今はまだ大丈夫」でも、早めに整えておくことで将来の不安も減らせますよ。
1|屋外用の「簡易手すり」を設置して、体を支えるポイントをつくる
傾斜地では、ふらついたときに体を立て直す場所がないと転倒の危険が一気に高まります。
とっさのときに「つかまれる場所があるかどうか」で、安心感も行動の自由度も大きく変わってきます。
また、歩幅が小さくなる高齢者の場合、下り坂では「前のめり」になりやすく、転倒リスクが特に高くなります。
そのため、上り下りどちらの動作でも**「体を預けられる手すり」は重要な支え**となります。
▼おすすめ商品:置き型屋外手すり
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「坂道の上り下りが不安…」そんな方におすすめなのが、パナソニックの歩行サポート手すり「スムーディ」シリーズです。
✅ 置くだけ設置で工事不要
✅ 手すりの高さ205cmロングタイプで、体をしっかり支えられる。サイズも色々!
✅ 屋外対応で玄関まわりや階段・アプローチに最適
👉 玄関前のアプローチやスロープに「安心してつかまれる場所」ができると、毎日の出入りがぐっと楽になります。
2|滑り止めマット・防滑シートで“踏ん張れる足元”に変える
実は、雨の日・落ち葉・泥汚れが原因の「予期せぬスリップ事故」は、屋外の坂道で特に多いです。
高齢者は反応が遅れがちなので、一瞬の足の滑りが大けがにつながることもあります。
特にコンクリートやタイルの傾斜では、靴のグリップが効かずにそのまま滑ってしまう危険性も。
こうした状況を防ぐには、「踏んだときにしっかり止まる」素材を敷いておくことが大切です。
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傾斜がある通路や玄関前は、雨や湿気で非常に滑りやすくなります。
そこでおすすめなのが、雪道対応の屋外用防滑マットです。
✅ 階段やスロープにも敷ける5mロングタイプ
✅ ゴム素材で雨・雪・泥にも強い
✅ 敷くだけ設置でOK(ハサミで調整も可能)
📝 実はこれ、過去に家屋調査で訪問したご家庭で「ご家族が自ら設置されていた」もの。
当時、「介護用品ではないけど、これすごく使いやすいですね!」と感じたのをよく覚えています。
→ こうした「工夫グッズ」も、安全な生活動線づくりにはとても役立ちます。
3|玄関前に「広くて平らな足場」を設けて、動作をゆっくり分ける
傾斜をのぼってすぐに玄関へ上がる動作は、“斜面+段差”という2重の負担がかかります。
その結果、踏み出すタイミングでバランスを崩しやすくなるのです。
そこで、坂の終わりに「一時的に止まれる平らなスペース(踏み台)」をつくることで、安全性が大きく向上します。
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ご紹介する「ecofeel ステップ」は、人工木素材の屋外用踏み台。
見た目はウッドデッキのようでおしゃれですが、腐食に強く、滑りにくく、幅90cmで安定感抜群です。
✅ 傾斜の終点や玄関前に「広くて安全な足場」を作れる
✅ 雨にも強い人工木&しっかり自立する設計
✅ 見た目に違和感がなく、玄関にもなじむデザイン
まとめ|玄関までの“ゆるやかな傾斜”こそ、先手で対策を
緩やかな坂道は見た目に気づきにくく、「いつの間にか転びやすい場所」になってしまうことも。
でも、
✅ 手すりを設ける
✅ 滑り止めで足元を安定させる
✅ 平らなステップで動作を分割する
といった工夫を取り入れるだけで、日々の出入りがぐっと安心で安全なものになります。
「転ばない環境」をつくることは、自分や家族の安心につながる投資です。
今できるところから、少しずつ整えていきましょう。
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