作業療法士 久松– Author –
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退院と介護のはじまり
「来週退院です」と言われたら|退院が早い理由と、家族が今日からやる順番【作業療法士】
「来週には退院できますので」 そう言われて、頭が真っ白になったのではないでしょうか。 入院前より明らかに動けなくなっている。トイレも一人では心もとない。それなのに、もう帰ることになっている。 これから親がどうなるのか。どこまで自分が見なけれ... -
足元の工夫
靴紐が結べない高齢者へ|紐なしの靴は「なぜ結べないか」で選びます【作業療法士】
紐がゆるんだまま履いている。かかとを踏んだまま、ずりずり歩いている。ご家族の足元で、そんな場面を見たことはありませんか。 リハビリの現場でもよく見る光景です。そして多くの場合、ご家族が次にすることは決まっています。紐のない靴を買ってくるこ... -
季節と体調管理
高齢者の冬の暮らしガイド|寒さ・こわばり・ヒートショックを1日の流れで整える【作業療法士監修】
冬になると、高齢の方の事故が増えます。転倒も、体調の急変も、この季節に集中します。 ただ、原因は「寒いから」だけではありません。寒さがきっかけになって、体のいくつかの変化が重なることで起きています。そこが分かると、どこに手を打てばいいのか... -
住まいの安全
賃貸でも介護の手すりは付けられます|大家さんへの相談の仕方と、断られたときの手
「うちは賃貸だから、手すりなんて付けられない」 そう思って、最初から諦めているご家庭がとても多いです。ですが、賃貸でも介護保険の住宅改修は使えます。必要なのは、大家さんの承諾です。 もちろん、必ず許可が出るわけではありません。ただ「聞いて... -
住まいの安全
手すりの高さと位置は誰が決めるのか|工事の前に相談したい専門職【作業療法士】
手すりを付けると決めたあと、次に決めるのは「どこに、どの高さで」です。 ここが、実はいちばん難しいところです。そしていちばん、まるごと業者任せになりやすいところでもあります。 工事をする業者は、施工のプロです。ただ「その人がどう動くか」を... -
住まいの安全
介護保険の20万円で、実際どこまでできる?|手すりなら足りる、スロープだと足りない
介護保険の住宅改修は、上限20万円。これを聞いて、多いのか少ないのか、ぴんとくる方は少ないと思います。 私自身、実際の見積もりを見るまでは、どのくらいのことができる金額なのか分かっていませんでした。「20万円あるなら、家をだいぶ変えられそう」... -
住まいの安全
置き型手すりで足りる人・工事が必要な人|作業療法士が見ている分かれ目
親の家に手すりを付けたい。調べてみると、床に置くだけの「置き型」と、壁に取り付ける「工事」の2つが出てきます。 どちらを選べばいいのか。値段も手間もまるで違うのに、「どういう場合にどちらなのか」を書いているところが、ほとんどありません。 作... -
足元の工夫
立ったとき足の指が床についていますか|浮き指のセルフチェックと足指の使い方【作業療法士】
いま、立った状態で足元を見てください。足の指は、全部きちんと床についていますか。 指が浮いている状態を「浮き指(うきゆび)」と呼びます。本人はまず気づきません。痛くもかゆくもないからです。ですが、足の指が使えていないことは、歩き方・バランス... -
足元の工夫
高齢者の爪が厚くて切れない|正しい切り方と、切ってはいけない爪の見分け方【作業療法士】
親の足の爪が、厚く、硬くなっていて切れない。爪切りが入らない。無理に力を入れたら、パチンと欠けて割れてしまった——。 足の爪は、家族が「気づいたときにはかなり伸びている」場所です。本人は届かないし、見えない。そして爪の状態と歩き方は、お互い... -
生活負担の軽減
靴下が履けない・ボタンが留められない|着替えを助ける自助具の選び方【作業療法士】
靴下が履けない。ボタンが留められない。——年をとれば仕方がないと思われがちですが、リハビリの世界では「道具で解決する」のが当たり前の分野です。 作業療法士が扱う道具に「自助具(じじょぐ)」があります。介助を増やすためではなく、自分でできる状態...