離れて暮らす親の家。整えたいけど、どこから手をつける?
「実家が心配。でも、何から始めればいいのかわからない…」
そう感じている方も多いのではないでしょうか?
実際、私のまわりでも「親が高齢になってきて危ないとは思うけど、家のことをどう整えていいのかわからない」と悩む声をよく聞きます。
高齢者自身も「片付けなきゃ」「このままじゃ危ないかも」と思っている方は多いのですが、
- どうしたらいいかわからない
- 誰に頼ればいいかわからない
- 生活できているからと先延ばしにしてしまう
といった理由で、なかなか行動に移せないことがほとんどです。
✅ 私の地域では、こんなサポートも活用されています
たとえば私の住んでいる茨城県つくば市では、高齢者の住まいや生活を支えるための外部サポートがいくつかあります。全国でも同様の仕組みがあることが多いので、参考になるかもしれません。
● 地域包括支援センター
住まいの危険や生活の困りごとなどを相談できる公的な窓口です。私の地域でも地域ごとに複数のセンターが設置されていて、無料で相談ができます。
たとえば…
- 「家の中でつまずくことがある」
- 「お風呂の出入りが不安」
- 「手すりをつけたいけど、どこに相談すれば?」
など、住まいに関することも気軽に相談できます。
✅ 詳しくはお住まいの自治体ホームページや、地域包括支援センターで確認できます。
● 家事援助サービス(シルバー人材センター等)
掃除や整理整頓、草刈りなどを手伝ってくれるシニア向けの家事支援サービスもあります。
つくば市では1時間1,200円程度で依頼できるサービスがあり、実際に高齢者の家の片付けや整理のきっかけに利用されていることも。
🧹 自治体やシルバー人材センターのサイトをチェックしてみてください。
✅ 住まいが整うと、表情まで変わる
実際に家の中を整理して、段差をなくしたり、危険な家具を移動したりするだけで、
- 「明るくなって暮らしやすくなった」
- 「転ばなくなって安心できた」
- 「来客を迎えるのが楽しみになった」
という高齢者の声を何度も聞いてきました。
住まいを整えることは、心まで元気にする力があります。
✅ まとめ|外部の力を借りて“第一歩”を
高齢者の住まいを整えることは、本人だけではなかなか進めにくいもの。
だからこそ、家族の声かけと外部のサポートがセットであることが大切です。
まずはお住まいの地域で利用できる支援を確認し、
「こういうサービスがあるよ」「一緒に相談してみようか」と伝えるだけでも、状況はぐっと変わってきます。
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