作業療法士 久松– Author –
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わずかな段差でつまずかないために|敷居・マット・床・コード類に注意すべき理由と工夫
はじめに|「ほんの数センチ」で転ぶことがあります 「マットの端に引っかかって転びそうになった」「部屋の切り替えでちょっとした段差がある」「こたつのコードに足を取られて転びそうになった」 こうした“ほんの小さな段差や引っかかり”が、高齢者にと... -
滑りやすい場所での転倒を防ぐには?|浴室・トイレ・脱衣所での安全対策と工夫
はじめに|「滑ってヒヤッとしたこと」ありませんか? 「お風呂場で足を取られた」「トイレから立ち上がったときによろけた」 そんな“ヒヤッとした体験”はありませんか?高齢になると、こうした何気ない動作の中に思わぬ転倒リスクが潜んでいます。 特に、... -
玄関での転倒を防ぐには?|置き型手すり・踏み台・靴の工夫で安心できる環境づくり
はじめに|玄関は「転倒リスクの交差点」 高齢者にとって玄関は、✅ 段差がある✅ 片足立ちになる✅ しゃがむ・ねじる動作があるという“バランスを崩しやすい動作”が重なる場所です。 私は病院やリハビリの現場で、「玄関で転んでしまった」という方を数多... -
転倒が高齢者の生活に与える影響とは?|活動低下・自信喪失・体力低下の悪循環に注意
はじめに|転倒は「その場限り」ではありません 私は病院でリハビリに関わる中で、「転んだことがきっかけで生活が大きく変わった」方を何人も見てきました。骨折や打撲などのケガだけでなく、その後の“活動の低下”や“気持ちの変化”が生活全体に影響を及ぼ... -
認知機能の低下が転倒につながるのはなぜ?|注意力・判断力の変化とチェックポイント
はじめに|「足腰は元気なのに転んでしまう」理由 体力もある、よく歩いている…なのに転倒してしまう。そんなときに見逃されがちなのが「認知機能の変化」です。 私は病院勤務時代に、“判断が遅れた” “気づけなかった” ことが原因で転んだ方を何人も見てき... -
わずかな段差につまずくのはなぜ?|敷居・マット・部屋の境目を見直すチェックポイント
はじめに|「そんな段差で?」という場所が意外と危険 「敷居をまたごうとしたらつまずいた」「カーペットの端が浮いていて足が引っかかった」 転倒は、**ほんの数センチの“わずかな段差”**でも簡単に起きてしまいます。特に高齢になると、体の動きや感覚... -
滑りやすい床での転倒を防ぐには?|高齢者に多い浴室・廊下・トイレでの対策とは
はじめに|滑って転ぶのは“ちょっとした油断”から 「お風呂上がりに足を滑らせた」「靴下でフローリングを歩いて転んだ」そんな経験はありませんか? 高齢になると、ちょっとした水気や床の素材の違いでも、転倒につながることがあります。 今回は、滑りや... -
玄関の段差でつまずかないために|高齢者の転倒を防ぐ工夫と環境づくりのポイント
はじめに|「ちょっとした段差」で転ぶことがあります 玄関の段差でつまずいたり、靴の脱ぎ履きの時にふらついたり…。そんな小さな場面での転倒が、大きなケガにつながることが少なくありません。 私は病院でリハビリを担当していたとき、「玄関で転んで骨... -
転倒が生活に与える影響とは?|活動低下・自信喪失・体力低下の負の連鎖に注意
はじめに|転倒は「その時だけの問題」ではない 私はこれまで病院で多くの高齢者のリハビリに関わってきましたが、転倒をきっかけに生活が一変してしまう方を何人も見てきました。 骨折などのケガだけでなく、「活動量が減ること」がその後の体と心に与え... -
認知機能の低下と転倒の関係とは?|注意力・空間認知・判断力の視点から
はじめに|「体は元気」でも油断できない理由 筋力や関節の問題がない方でも、なぜか転倒が増える。そんな場合に見落とされやすいのが、認知機能の変化です。 高齢者の転倒は、身体的な衰えだけでなく「気づく力・判断する力の低下」によっても引き起こさ...